2013年02月17日

悪魔の導き

ある場所を車で走っていると

自分の意思とは裏腹に車が違う方に進んで行く

 それはまるで、悪魔の声に導かれているような

今まで感じたことのない異様な感覚だ

車から降りると、体に感じる空気感がなにか違う

ぞくっとする、冷たさが体を包む


すると、目の前に椎茸林が
そして、どこかで聞いたことのある、囁く声がラウムの耳に
それは、


悪魔『ラウム見なよ、うまそうな椎茸じゃないか』
    誰も見てないぞ、』

ラウム『又、お前か』




悪魔『もうお前は私に支配されている、手をみてみろ
   色が変わってきているだろ それは、お前の意志が無くなった証拠だ』



悪魔 『それでいいんだ、一気に引きちぎれ
    いけ、いってしまえ』

                      
天使『ラウムやめなさい!』


天使『ラウム力を緩めなさい、そう、それでいいの』
ラウム『俺はなにをしていたんだ』

天使の声に我にかえったラウムは
なにもなかったように、車に乗り込み
目的地に向かうのであった。

そして、その目的地とは、続く


  


Posted by ラウム at 10:47Comments(11)